三戸　山の神。

紅葉が一段と色を増す季節となりました。
今回は、三重県　三戸山林の三戸神社で行われた「山の神」について紹介します。

○三戸　山の神の歴史

歴史は天保15年（1844）までさかのぼり、御祭神は大山津見命（おおやまづみのみこと｢山を支配する神」）と五十猛命（いたけるのみこと｢緑化の神｣）とされています。毎年11月7日に｢山神祭｣として作業の安全と、山の発展を祈り、地元の方々と盛大な祭りが執り行なわれます。

○準備

山神祭を行うにあたり、事務所社員は色々な準備に取り掛かります。

まず、幟(のぼり)を立てます。
幟は、平成5年頃から使用している年代物で、10ｍぐらいの高さがあります！

お供え物を並べます。

神社・水路・鳥居周りの掃除をし、直会の食事や、御神酒の準備をします。

○神事

雨天決行なのですが、今まで山神祭で雨が降ったことはないそうです！お祭の直前まで雨が降っていたことはありましたが、神事が始まるころには晴れたそうです。神様の力でしょうか？！
今年も一年の安全祈願を無事に執り行うことができました！

2020年から地元の方への餅撒きは中止になっていますが、地元の協力会社や地域の方々と顔を合わせ、交流を図りました。
一年間山の神様にお見守りいただき、安全に作業ができることを願っています。