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2024.04.30

森のギャラリー04月森林管理のひとこま

春の亀山山林。

皆様いかがお過ごしでしょうか。
やわらかな春の陽気の中で、外出するのも一段と楽しみになる時期だと思います。
今回は、亀山山林での森林管理についてご紹介します。

 

○山の生態系

様々な生き物が生息する亀山山林では、その多様な生き物を保護するための活動として年に一回「生態系モニタリング調査」を実施しています。この調査を実施するのは、亀山山林がどのような生き物が住みやすい環境であるかをチェックし、生き物が暮らす環境を壊さないように森林整備を行うためです。
今回は、間伐(材木をよりよく育てるための木の間引き作業)を行う予定箇所の生態系をモニタリング調査します。

 

○希少生物の保護

具体的には、どのような植物が生息しているのか、どのぐらいの数があるかをチェックしていきます。
付近では「エビネ」という希少な植物も確認されています。エビネは薄暗い常緑樹林の林床に生息し、春頃に白い花を咲かせます。この時はエビネの先端が野生動物に食害されたような痕跡が見られました。

このように希少な植物が生息する場所には目立つようにピンク色のテープの目印をつけ、不用意に傷をつけないように配慮する必要があります。

○選木

間伐を行う前は、どの木を残して、どの木を伐採するかを選別する必要があります。伐採する木を選ぶ作業を「選木」といいます。将来の山の姿をデザインするための作業とも言えます。

選木は細く生命力のない木や、樹冠が重なる木を選木し伐採するだけでなく、あえて育ちの良い木を選木し伐採して、ほかの木の成長を促すというやり方もあり、木の選び方に絶対的な法則性がありません。また、あらかじめ伐採する木の量が決まっているため、残しすぎない、伐採しすぎないことを意識することも重要になります。そのため慣れていないと、とても難しく感じる作業でもあります。

間伐を行った後は、森林管理がどのように進行していくのか、希少生物の保護の状況も含めて林内の変化を見ていきたいと思います。

森からの便り - 四季折々の一期一会

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