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2025.04.30

森のギャラリー04月森林管理のひとこま

山火事パトロールを実施しました

暖かく気持ちのよい陽気と共に、新年度がスタートしました。
今回は、毎年行われている「山火事パトロール」の様子をお伝えします。

○山火事パトロールとは


冬から春にかけては、空気が乾燥し、風も吹きやすいため山火事が起こりやすい季節と言われています。また、落ち葉や枯れたササなど、燃えやすいものが山林内に蓄積されているため、火が燃え広がりやすくなっています。
そのため、この時期は毎年4月中旬からゴールデンウィーク頃にかけて、当社社員が山林内の見回りを行っています。
山林の入り口であるゲート付近には下の写真のように注意旗を掲げて、注意喚起を行っています。

○パトロール中の様子


山火事注意のマグネットを貼り付けたパトロール車両で山林内をパトロールしています。車両には初期消火用の水が入ったタンクを積み、ジェットシューターも備えています。
左の写真がパトロール車両、右がジェットシューターの試し打ちの様子です。ジェットシューターは10m程度離れた場所からの散水が可能で、安全に消火ができます。

 
 
 

また、林内にはたくさんの春の花が咲いています。まだ雪解けの時期である春先から、夏にかけてのみ花を咲かせる草花は「スプリング・エフェメラル」と総称されます。「春の儚いもの」、「春の短い命」というような意味があり、「春の妖精」とも呼ばれるそうです。

写真の中のフクジュソウとエゾエンゴサクも確かに儚い命を感じさせる佇まいですね。
今年も職員皆で、春の息吹を感じながらパトロールを行っています。

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