2025.07.31
森のギャラリー
真夏の太陽の光が焼き付けるような酷暑が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は三井物産の森の中では最大の面積である、本州の三戸山林のようすをお伝えします。
近年、森林ではシカによる被害が最も多いと言われ、シカによって植栽木が食べられてしまうことや、角こすり等で樹皮剥ぎ被害が発生してしまうことがあります。シカによる被害が発生してしまうと、せっかく植えた苗木の生育不良に繋がる、植栽木が枯れてしまう等の様々な悪影響を与えてしまいます。
そのため、三戸山林では新植地を下の写真のように柵で囲み、シカが侵入して植栽木を食べてしまうことを防いでいます。
近くで見ると、高さのあるネット柵であることが分かり、シカの気持ちになれます。
また、ネット柵は大雨や落石、倒木などにより壊れてしまうこともあります。今回は、雨で土砂が流れ込んだことにより壊れた柵を、土砂を掻き出して直している最中でした鳥獣害防除としての役割を果たすには、しっかりしたメンテナンスも重要になります。
三戸山林は、東京都千代田区とほぼ同じ面積のとても広い森林です。晴れている時は眺めの良い景色が見られることもあります。
この日は雨が降っていましたが、写真を撮影した時は雨があがってくれたので、綺麗な写真が撮れました。