2025.11.30
森のギャラリー
足元を踊る色とりどりの落ち葉や刺すような冷たい風に、晩秋を感じる季節となりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は11月18日、19日の2日間にわたり行われた安全衛生大会の様子をお伝えします。全国の山林事務所から安全衛生委員並びに山林で伐倒などの実務に従事する社員等総勢25名が集まり、安全に関する講習、意見交換を行いました。
1日目は長島山林事務所管轄の三戸山林にて、間伐施業地の安全パトロールと伐倒、集材実演を行いました。安全パトロールでは施業に至るまでの留意点(作業道のつけ方、土場の位置等)について解説しました。その後、チェーンソーによる伐倒、重機による集材実演を通じ、安全に向けた作業道具、機械についての解説が行われました。
下の写真は伐倒、集材実演の様子です。


また、事務所にて安全パトロールで確認された安全への現場の取り組みに対して、
評価する点と改善点について意見交換を行いました。
道具の手入れや重機の管理が行き届いている評価をいただくとともに、燃料の保管についての改善をいただくなど、さらなる危険対策を充実させる機会となりました。
2日目は外部講師にお越しいただき、事故再発防止に向けての手法について講習を受けました。当社でこれまで行っていなかった対策の具体的な指針設計や事故発生時の詳細な事実確認など、発生した事故に対する真摯な姿勢のあり方についてご教示いただきました。
最後に本州事業部、長島山林事務所の職員が安全宣言をし、指差し呼称を参加者全員で行い、閉会しました。
今回の安全衛生大会では通常業務の手順から非常事態の対応について精査し、より実践的な知識を身に付けられました。前もった安全への取り組みと災害後の綿密な対策立案をこれからも心掛けていきたいと思います。
