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2026.02.28

森のギャラリー02月森林管理のひとこま

本州事業部の林業機械について

立春を過ぎ、梅の花がほころぶ様子を見かける季節になりました。三寒四温のこの頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。今回は「林業機械」について、本州の現場ではどのように活用されているのかを伺いました。

〇伐採された木はどこへ行くのか


山で木を伐採したあとは、まず土場(木材の集積場)まで集め、そこから運搬車で製材工場などの「川中」へと運びます。土場まで木材を運ぶ(集材)方法には、現在は主に「車両系」と「架線系」の2種類があります。
• 車両系:山林内に作った作業道の周辺にある伐採木を集め、フォワーダなどの林内作業車で土場へ運ぶ方法。
• 架線系:伐採範囲の上空にワイヤーを張り、木材を吊り上げたり引き寄せたりして運ぶ方法。
今回は、このうち車両系による運搬方法を紹介します。

〇はたらく林業機械


山の中で伐採された木を集める際、重機のアームが届く範囲であれば直接掴んで回収できます。しかし、遠くにあって届かない木材は、アームに取り付けられた「ウインチ(ロープ巻き上げ機)」を使い、ロープをくくり付けて引き寄せます。この作業を「木寄せ」と呼びます。
木寄せは、間伐や皆伐で伐採した木を集材しやすいよう、作業道の近くにまとめておく工程です。その後、集材機械で土場まで運ぶ集材へとつながります。

〇現場から

上の写真は、ウインチを使って木寄せを行っている様子です。重機のアームでは掴めないほど奥に溜まった伐採木にロープをくくり付け、手前まで引き寄せて回収しています。
林業機械は非常に便利ですが、機械だけでは対応しきれない場面もあり、人の手による作業も欠かせません。林業機械の技術は年々進歩しており、今後のさらなる発展が期待されます。

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