2026.05.29
森のギャラリー
十勝の春はキタコブシの花から始まり、シウリザクラやハシドイが咲いて、そしてシナノキの花が咲く頃にエゾハルゼミが鳴きはじめて初夏を迎えます。これらが咲いた日は山林がふんわり甘い香りがして、とてもいい気分になれます。春は草花のイメージがあるかもしれませんが、木に咲く花も綺麗です。春は一週間ごとに植物が増えていき大変楽しい時期になります。

ハシドイ(英語名ではライラック。ナラに似ていることからドスナラと呼ばれることもあります。)

また、十勝は春先にサクラソウ科の花がよく見られます。華やかで春らしい花たちです。上の写真の個体は現場作業を見学しているようでかわいらしくて撮りました。
帯広管轄の山林は人工林の割合が高いですが、多種多様な動植物が生息・生育しています。これは山の地形や水の流れをよく理解し、地域に則した山づくりを行ってきた諸先輩方のおかげだと思います。これからもこの自然豊かな山林を、次世代まで引き継げるよう、循環型の林業と生物多様性の保全を両立できる森林管理を目指して参ります。
春は終わりに近づきましたが、まだまだ夏の花、秋の花が待っています。今年は図鑑とスケッチブックを持って山に行ってみるのはいかがでしょう。植物を教えてくれた方々から図鑑は消耗品だとよく言われました。持ち歩いて、たくさん書き込んで、使いこんでみましょう!