2026.06.26
森のギャラリー
例年よりも早い台風の到来や梅雨入りにより、せわしない6月となっております。
そのような中、今年も無事に田代山の山開きが行われました。
当日は神事への参加に加え、猿倉登山口から山頂へ向かっての登山を行いましたので、その様子をお伝えいたします。
福島県南会津郡に位置する田代山林は、山林のおよそ3分の1が尾瀬国立公園に指定されている社有林です。林内の猿倉登山口から山頂湿原までのルートは、多くの登山客に親しまれています。
山開きとは、その年の登山シーズンの始まりを告げ、安全祈願などを行う行事のことです。
当社では、10年以上前からこの催事に関わり、現在では毎年6月第2日曜日の恒例の行事となっています。
今年は例年に比べ、より多くの花が咲いている様子が見られました。
道中は、ベニサラサドウダンやマイヅルソウなど、登山道沿いや頭上に鮮やかな花々が咲いています。

ベニサラサドウダン(ツツジ科) マイヅルソウ(キジカクシ科)
山頂では、一層色鮮やかに花々が咲き、高山植物の花畑があちらこちらに広がっています。
高山植物の群生(タテヤマリンドウ、ヒメシャクナゲ、チングルマ、イワカガミ、ワタスゲ)
これらの植物は、気候や土壌など限られた条件が揃わなければ生育することができません。
そのため、登山を経てようやく目にすることができる存在として、希少性と可憐な美しさをあわせ持つ魅力を感じることができます。
山開き前日、6月13日に環境省関東地方環境事務所・南会津町・三井物産株式会社の三者による田代山の保全と活用に関する連携協定が結ばれました。当社も、今後の社有林間伐材を活用した木道改修プロジェクトなどの活動を通じて、田代山の保全・活用に取り組み、地域への貢献を目指してまいります。